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中学受験 勉強方法  ※前半※

公開日:2017年11月04日(土)

1.偏差値が高い子供の特徴

 中学受験で偏差値が高い子供は、メンタルが強い傾向があります。

家庭の教育も大きく関係しますが、精神的に強さは勉強では重要になります。

実は中学受験を目指す子供の多くは、一度は大きく挫折するのです。

中学受験をする子供の多くは、小学校で成績が良い子供が多いです。

クラスで頭一つ抜けているので、成績が悪いという経験をしたことがありません。

しかし中学受験に挑むと、自分よりも成績が高い子供は沢山います。

模試を受けると、偏差値が思っていた以上に低くショックを受けることも多いです。

ここで挫折してしまう子供は、中学受験では偏差値が上がらず苦戦してしまいます。

この挫折を乗り越えるメンタルを持つ子供が、偏差値を上げられるのです。

中学受験に勝つ強いメンタルを作ることが、偏差値を上げることにも繋がります。

しかし子供一人では、勉強法も分からず乗り越えることが出来ない可能性が高いです。

メンタルが強い子供は、親がしっかりとサポートしている傾向があります。

子供の偏差値が低いと、親も少なからずショックを受けてしまいます。

これを受け入れて上手に勉強をさせることが、中学受験に必要な勉強法になります。

中学受験の親のサポート方法は、中学受験を9割成功に導く「母親力」が参考になります。

しっかりと親がサポートしてあげれば、子供は良い精神状態で勉強ができます。

偏差値が高い子供は、こうしたメンタルの強さを家庭で身につけています

子供の偏差値を上げるには、サポートが重要なことを理解しましょう。

 

 

 

 

2.偏差値が高い子供は競争意識が強い

 偏差値が高い子供は、基本的に競争意識が強い子供が多い傾向にあります。

ライバルに勝ちたいという意識は、中学受験の合格では重要な要素になります。

競争意識を持たせることは、中学受験の偏差値を上げることに繋がります。

ただし競争意識は、親が促すだけでは上手く行かないことが多いです。

子供が自分でやる気を出さなければ、良い勉強法とは言えないのです。

競争意識は個人差がありますが、良きライバルを見つけると芽生えます。

周りに負けたくないという人がいれば、自然と勉強を行うようになります。

塾に通うメリットの一つは、こうしたライバルと競えることになります。

周りのレベルが高ければ、負けられないと競争心が芽生えるのです。

ただし競争心は、全ての子供が同じように持っているものではありません。

自分のペースで勉強する子供もいて、そういった子供に競争心を煽るのは良くありません。

あくまで自分から勉強することが目標なので、無理強いをしては意味がありません。

競争心が低い場合は、過去の偏差値と比べることが重要になります。

中学受験の場合、偏差値という明確な数字で結果を見ることができます。

以前の偏差値と比べることの、自分との競争になるので効果があります

 

 

 

 

3.偏差値は復習する勉強法が効果的

 中学受験で偏差値を上げるには、家庭での勉強法が最も重要になります。

なぜなら塾や家庭教師で勉強する時間よりも、家庭での勉強時間の方が圧倒的に多いからです。

家庭学習で重要なこととしては、復習中心の勉強をすることになります。

勉強で最も重要なことは、覚えた知識を定着させることになります。

せっかく覚えたことを忘れては、どんなに勉強しても偏差値は上がりません。

偏差値が高い子供は、そのことを良く知っているので復習をしっかりと行います。

中学受験では、覚えることが多く新しい勉強を始めたくなります。

しかしそれを我慢して、復習をしっかりと行うことが偏差値アップに繋がります。

理想としては、予習が3割で復習が7割の勉強時間を取ると良いでしょう。

復習のポイントとしては、間違えた問題を中心に行うことがあります。

理解できていることは、何度も勉強する必要はありません。

間違えた問題を理解することで、確実に偏差値を上げることができます。

間違えた問題は、1回2回の復習では知識が定着していない可能性が高くなります。

何度も繰り返して覚えるまで復習することが、偏差値を上げる事に繋がります。

地道な勉強法になりますが、これができている子供は成績が高いです。

次に各教科ごとの、偏差値を上げるための勉強法を紹介します。

 

 

 

 

4.中学受験の勉強の優先度

 中学受験の勉強は全て同じように行うのではなく、優先度をつけると効率的に勉強できます。

優先度としては、苦手科目から勉強をすると偏差値が上がりやすくなります。

基礎となる学力が低い教科から勉強するのは、受験では鉄則の勉強法になります。

基礎学力が高いものは、一定のレベルで落ち着く傾向があります。

80点の教科を90点にするのは、簡単にできることではありません。

逆に40点の教科を60点にするのは、それほど難しくないのです。

なぜなら中学受験の問題は、基礎ができれば7割前後の正解率を取れるようになるからです。

得点の高い教科で5点プラスするよりも、得点の低い教科で10点プラスする方が難易度が低くなります。

ですので中学受験の勉強法は、苦手教科を優先的に克服することが重要になります。

苦手教科がない子供ほど、合格率は高くなるので中学受験では有利になります。

得意教科は勉強時間を少し減らしても、点数にはそれほど大きく影響しません。

ただし算数に関しては、成績が上がるまでに時間がかかる教科になります。

算数は文章問題や図形など、覚えるだけでは克服することが難しい分野が多いからです。

他の教科はある程度の暗記でも対応できますが、算数は暗記だけでは克服が難しくなります。

しっかりと理解するまでには時間がかかるので、短期間で偏差値を上げるのが難しいのです。

また算数は、他の教科に比べて平均点が低い場合が多くなります。

60点でも偏差値が高くなることもあるので、一概に点数だけで判断してはいけません。

中学受験の成績の判断は、点数ではなく偏差値で見ることも重要になるのです。

 

 

 

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。前半 以上です!

明日は後半、それぞれの教科ごとの勉強方法についてお伝えしていきます♬

 

 

 

 

 

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